直流v.s.交流のアメリカ史を描く『エジソンズゲーム』
- 家庭教師のMIC
- 2020年8月12日
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現在フォーラム仙台で公開中の映画『エジソンズゲーム』は、19世紀末期に実際にアメリカであった「電流戦争」と呼ばれる史実に基づいています。
白熱電球を発明したエジソンは、直流電流を広めようとします。しかし、それに対して実業家のウエスティングハウスと科学者のテスラは交流電流を広めようとします。その結果、両陣営でドロドロした戦いが繰り広げられ、思わぬ発明品(今となっては悪名高き…)まで出現してしまいます。

本編で興味深かったのは、中学校の理科でその違いを習う、「直流電流」と「交流電流」について、19世紀末期にあったそれぞれの長所短所について、きちんと説明してくれていたことでした。
こうした映画を観ると、学校で習ったことが、実際にどのように使われているのかを学べるので、学習効果も期待できるかもしれません。
ちなみに、イーロン・マスクさんが設立した電気自動車会社テスラの名前は、本編で出てくる物理学者ニコラ・テスラにちなんでいるそうです。
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