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余裕のない夏休みの計画は作らない(修正再掲)

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 7月25日
  • 読了時間: 2分

夏休みになりました。本格的な受験勉強を始めよう、と考えている受験生も多いでしょう。


特に大学受験の場合には、夏休みにどれだけ準備をしたかで、進学できる可能性のある学校が変わってくることは、否定できません。


ですから、夏休みの内にしっかり受験に向けた対策をすることはやはり重要です。


ただし、気を付けて欲しいのは、夏休みは「ラストスパート」をかける時期ではないことです。もし夏休みに余力を残さないで受験勉強に取り組んでしまうと、あと半年かそれ以上ある受験までに気力と体力を消耗しきってしまいかねません。


さらに、受験は人生のゴールではないということは忘れないで欲しいです。受験で消耗しきってしまい、進学した後で勉学に励めないようでは、たとえ希望先の学校に合格したとしても、全く意味がありません。


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夏休みに受験対策をしなければならないことと、消耗してしまわないことの2つの要求を踏まえた上で、では、夏休みはどのくらい学習をすればよいのでしょうか。


私は大学受験生には1日6時間を目途とすることを勧めています。例えば、午前2時間、夕方2時間、夜2時間と。高校受験生は1日4時間を目途として、余裕があるならば2時間追加して6時間にしてください。


たまに、きめ細かに1日12時間の学習計画を作る受験生がいます。それはお勧めしません。なぜなら、学習計画が1つでもうまくいかないと、全ての計画に融通が利かなくなり、学習計画が計画倒れに終わる可能性が高いからです。


しかし、1日6時間程度で休みを挟む計画であれば、うまく学習が進まなかったり、難問に当たったり、体調や不慮の事故があったりしても、1日の学習時間を増やすことができるので、受験態勢を立て直すことができます。


また、睡眠の質と睡眠時間は絶対に必要です。睡眠は学習したことを定着させる大切な時間です。キツキツな計画を作って睡眠時間を削ってしまうと、かえって学習効率は悪くなります。


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健康が無ければ学習成果は出ません。なにより体調管理を優先し、心と時間に余裕を持ちながら学習に励みましょう。


休んだり余暇を楽しんでリフレッシュすることも、また受験態勢なのだ、ということを忘れないでください。


 
 
 

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