教育指導要領の改定について
- 家庭教師のMIC
- 2021年3月9日
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2021年度から、教育指導要領の改定が、中学校においても適用されます。
数学は、大きく変わるのは統計と確率の分野だけです。これまでと、そこまで大きな変化はありません。確率よりも統計に比重を大きくした変化になっています。
一方、英語は大幅に変化し、これまで高校で学ぶべき内容が、中学校に相当部分下ろされてきます。
就学時間が変わらない一方で、覚えるべき文法事項と単語が増え、さらにリスニングやスピーキングに割く時間を増加させるよう現場に求められています。
相当に難化が予想されますし、脱落する生徒も増えていくことは容易に想像がつきます。はっきり言って、無謀な教育指導要領の改定だと思います。
そう憤ったところで、この改定が覆るわけではありません。
ではどうすべきでしょうか。
結局、しっかり単語調べをし、和訳を作るという地道な予習を行うことが、一番の改定への対応になります。
近年、英語の授業でリスニングやスピーキングに割く時間が増えたために、和訳文が配られることが増えています。そうなると、中々地道な予習という作業を行う気にはなれなくなります。
ですが、急がば回れ、です。予習をして行って、授業を聞いて、さらに配られた訳文と自分の訳文を対照する作業を粘り強く繰り返していけば、着実に学習効果が表れます。
あれをやれば、これをやればきっと大丈夫、と思う前に、まずは目の前の授業をコツコツこなしていきましょう。

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