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家庭教師は「寄り添う」だけでよいのか

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 2021年11月25日
  • 読了時間: 2分

時々、「お子さんに寄り添います」という家庭教師の宣伝文句を見かけます。



家庭教師の役割として、児童生徒に「寄り添う」ことが大切なことは間違いないです。


しかし、ただ「寄り添う」だけで良いのでしょうか。



例えば、障害や病気、学校でのトラブルを抱えている児童生徒がいたとします。


この児童生徒に、障害や病気、教育行政や教育現場についての知識がない家庭教師が、ただ「寄り添う」だけでは、児童生徒の状況を悪化させかねません。加えて「励ます」などということをしてしまったら、取り返しのつかない事態を招きかねません。



「寄り添う」ことは大切でしょう。


でも、その前提条件として、教育に関連してくる専門的知識を常に蓄えておき、しっかりと児童生徒を観察することが必要です(監視ではない)。



分かりやすく言えば、もし専門的知識を全く持っていない医師が患者に「寄り添う」ことは、患者の健康を守ることになるでしょうか。専門的知識を常にアップデートし、患者をしっかり観察した上で、「寄り添う」ことが大切でしょう。



児童生徒が学習に前向きになれなかったり、成績が芳しくない時の原因は様々です。単に学習の技術を教えて「寄り添う」ことができればよいというのが、家庭教師の役割ではないと思います。もし、自分自身が広く学ぶ姿勢を持っていない家庭教師なら、場合によっては児童生徒の状況をさらに悪化させかねません。



私はそういう意識を持って、自分自身がまず学び、しっかり児童生徒を観察して、児童生徒が学習に前向きになれるような環境を整えていきたいと思っています。


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