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ブログ: Blog2

同級生の質問

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 2020年5月11日
  • 読了時間: 1分

高校の時分に、「分からなかったら先生に質問をしなさい」と言われても、何を質問すればよいか、全く分かりませんでした。



そこである時、同級生が先生に質問をしているのを盗み聞き(というほどのことではありませんが)してみました。



これが学習をする上で非常に良かったです。

なぜなら、同級生の質問は、自分が分かった気になって、全く考えていなかった所を教えてくれたからです。また、同級生がどんなことを考えて授業を受けているのかを知ったことも、新鮮でした。さらに、同級生の質問を聞くことで、どのようなことを質問すればよいのかも知ることができました。



ですので、それ以来高校時代はずっと授業後に同級生の質問と先生の回答を聞いていました。



ソクラテスは「無知の知」と言いました。学ぶことの始まりは、自分が何も分かっていないことから始まります。



往々にして、児童生徒さんの「分からない」は「分からない所がどこかも分からない」と言う場合があります。



学ぶことは、「どこが分からないか」が分からないと、中々続けられません。そんな時に、同級生の質問に耳を傾けてみると、「どこが分からないか」がはっきりするかもしれません。



また、家庭教師というのは、児童生徒さんに「どこが分からないか」を分かってもらうことも仕事の一つだと思っています。


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