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受験直前の準備

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 2023年3月4日
  • 読了時間: 3分

いよいよ公立高校受験まで、あと2日に迫りました。受験生の多くはとても緊張していると思います。


そこで、受験の直前にすべきこと/すべきでないことを書き留めておきたいと思います。



①新しいことには手を出さない


緊張のあまりギリギリまで頭の中に詰め込もうとしたい受験生も少なくないと思います。しかし、特に英語・国語・数学では2日間で何かをしようと思っても、大した結果は得られません。そればかりか、新しいことに手を出せば、分からないこともそれだけ増えてしまうので、不安が増大してしまいます。


ですので、基本的には新しいことをやろうとしない方が良いです。


ただし、普段の理科や社会の成績が芳しくない場合には、語句の暗記は比較的成績に反映されやすいので、一日のサイクルを崩さない程度にならやっても良いでしょう。




②時間配分と優先順位の確認作業をする


むしろ受験直前にやってほしいのは、時間配分の確認です。これまで過去問題集を解いてみて、各々の受験生はそれぞれの目標に従って、大体の時間配分や解く問題の優先順位もすでに決めていると思います。


その時間配分や優先順位を、もう一度過去問を見ながら確認し、イメージ・トレーニングをしてみて下さい(解く必要はない)。その場合には、問題傾向や出題の順番が違った場合も想定してみましょう。


というのも、受験で緊張はつきもので、誰でも思わぬミスをしがちになります。特に出題傾向が違ったりすると、ミスが増えがちになります。


ですから、本番の試験で大切なのは、致命的なミスをしないことです。そのために過去問を見ながら時間配分と優先順位を確認し、イメージ・トレーニングをしてみて下さい。


「緊張をしてはいけない」とは思わないようにしましょう。緊張はするものです。緊張していても忘れてはいけない最低限のことを確認しておきましょう。



③国語や英語の作文を見直す


国語でも英語でも作文は大きな得点源です。しかし、費やせる時間は限られています。ですから、これまで過去問を解く中で書いてきた作文を、全て読み返してみて下さい。



というのも、短時間で作文を書きあげるには、どれだけ早くアイデアを思いつくかが大切になってきます。ですから、これまで書いてきた作文を見ておいて、アイデアを貯めておいてください。




あとは、当日の出発時間と経路を確認し、早めに就寝するようにしましょう。緊張でどうしても寝られない、というのであれば、ホットミルクを飲んでみたり、ストレッチをしてみて下さい。


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今年の中学3年生は、小学校卒業の直前に、コロナ禍によるアベノヤスミで小学校の卒業式と中学校の入学式という「区切り」を奪われたために、小学生から中学生に立場が変わるという集団的な自覚の場を奪われただけでなく、何の準備もないままに英語教育の難化に見舞われた世代です。


つまり、青春をコロナ禍とそれへの政府の対応のまずさに奪われてきただけでなく、学習支援業界の貪欲に一番翻弄されてきたのに、「これまでで一番学力が低い」と言われてきたのが現中学3年生です。


多くの青春の機会を奪われてきて、信じがたいストレスに見舞われてきた現中学3年生は、「いま」そこにいるだけで立派だと思います。


受験の緊張も喜びも涙も青春の1ページです。思い切って受験に向かい、人生初の卒業式を同級生たちと共に迎えて、青春の思い出を作って下さい。


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