勉強せずに学ぶ:②ラジオ
- 家庭教師のMIC
- 2022年11月13日
- 読了時間: 2分
「学ぶ」ということは、決して「勉強」するということと同じ意味ではありません。
「勉強」以外のことからも「学ぶ」ことはでき、それによって成績の向上が期待できます。
なぜなら、個々人にとって学校教育を受けることは、仕事も余暇も含めて「生活する」ためにあるからです。ですから、「生活する」ことから学校で学ぶ教科の内容も「学ぶ」ことはできます。よく、「朝学習」と称して早朝から「勉強」させることがあります。
しかし、「勉強」せずとも、朝起きて、顔を洗って、朝ご飯を食べて、出すものを出して、着替えて、出かけるという、普段の生活をしているだけで、成績向上につながる「学び」を得られる方法ができます。
それは、朝からラジオを付けっぱなしにしておくことです。
テレビやネットによる情報収集は、視覚と聴覚(と触覚も)を使います。そのために、テレビやネットを利用していると、他のことをすることができなくなります。顔を洗いながらテレビを見ることなんかできません。
ところが、ラジオを聞く際には聴覚しか使いません。朝の忙しい時間の中で身支度をしている際にも、流れてくるラジオに耳を傾けているだけで、情報収集ができます。
車の運転をしている際に、テレビを見たりネットを使ったりすることは禁止されています。しかし、ラジオを聞くことは禁止されていません。つまり、主として行っていることを、ラジオは妨げないわけです。
そればかりではありません。ラジオに耳を傾けていなくとも、成績の向上が期待できます。なぜなら、知らず知らずに様々な言葉が耳に入っているので、とりわけ国語や社会、理科での用語を無意識に覚えられ、学校の授業を聞く際に事前に用語を知っておける可能性が高いです。
特にNHK第1はニュースの時間枠が多いので、朝の時間にバタバタしているだけで毎日のニュースに触れられ、いつの間にかに様々な言葉を覚えることが期待できます(もっとも、私は車を運転している時にはFMばかり聞いていますが…)。
朝だけでもラジオを聞いてみませんか?微々たる消費電力分の費用だけで、知らず知らずに「学ぶ」ことが期待できます。目覚まし時計の代わりにもなりますしね。

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