公立高校の受験の準備(修正再掲)
- 家庭教師のMIC
- 2月8日
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私立高校の受験も終わり、いよいよ公立高校受験まであと1か月弱となりました。
そこで、公立高校受験まではどのような準備をすればよいのかをまとめておきます。
①しっかり睡眠をとり、朝食を毎日必ず食べ、健康に気を付ける。
睡眠時間を削ってまで勉強してはいけません。
睡眠不足になると、眠くなって学習に集中できなくなり、ヒトは睡眠時間に記憶を整理しているので、学んだことが定着しにくくなります。
また、朝食を摂っていないと、エネルギーが脳に回りませんし、お腹もすいて集中力が低下するので、学習の妨げになります。
ですので、受験前でも生活のリズムを崩してはいけません。生活のリズムを維持し、健康に気を付けてください。健康がなければ、受験どころではありません。
②学校の授業の課題をこなす。
この時期にほとんどの学校では、授業は過去問の練習になると思います。
学校の授業中に配られた過去問をしっかり解き、帰宅してから復習すれば、効率的な学習ができます。それを、中途半端に投げ出してしまえば、余計な負担と無駄が増えるだけです。
まず、目の前のことをこなしましょう。学校の先生は、塾の先生や家庭教師よりも、圧倒的に多くの受験の修羅場をくぐってきています。
③公立高校の過去問を解く。
公立高校の過去問を解く目的は、問題や回答の形式に慣れることです。どのような問題の流れになるのかを事前に把握すれば、それだけ試験時間を効率的に使うことができますし、試験本番での緊張も和らげられます。
ですので、過去問集を解く時には、必ず時間を計りながら行いましょう。
私がお薦めする公立高校の過去問集は、東京学参のものです。
東京学参 編集部
東京学参
2024-07-01
東京学参の過去問集には回答用紙が付いています。これをA4サイズに拡大してコピーして使えば、本番で使う回答用紙に慣れることができます(本番はB4サイズ)。
忘れてならないのは、こうした過去問集の値段は、解説を含めたものだということです。過去問を解いた後は、必ず答え合わせをして、さらに解説をよく読んでみましょう。
また、国語と英語の作文の解答例もしっかり見ておきましょう。
作文の解答は千差万別ですので、自分が書いた回答と解説にある解答例は確実に異なっています。
それでも作文の解説を見ておく必要がある理由は、模範解答を読むと、出題者が「こういう解答をしてほしい」という意図が分かるからです。さらに、模範解答を見ておくことで、様々な言いまわしを学べば、より得点を取れる解答を書ける可能性が高まるでしょう。
過去問は多くても2回繰り返せば十分です。なぜなら、過去問に出た問題は本番では絶対に出ないからです。
過去問を解く意義は、あくまでも「慣れ」です。同じ問題を何度も繰り返すよりかは、学校の授業で配られたプリントをしっかり解いて、様々な問題に触れて欲しいです。

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