中学3年生(新高校1年生)の春休みの過ごし方
- 家庭教師のMIC
- 2023年3月13日
- 読了時間: 3分
今年も宮城県の高校入試が終わり、卒業式も終了しました。中学校3年生にとっては、中学生時代はあと20日弱で終わりです。
そこで今回は中学3年生(新高校1年生)の春休みの過ごし方について書こうと思います。
①休息
まずやるべきことは、休むことです。
受験前まで、いつも以上に学習量を増やし、いつも以上に緊張して入試に臨んだのですから、心身への負担は非常に大きかったです。
ですから、一旦学習量を思いっきり減らして、休んで、心身をリフレッシュしましょう。
②遊ぶ
次にやるべきことは、遊ぶことです。
中学時代最後の春休みです。同級生と遊べるのも最後かもしれませんので、悔いの残らないように遊んでください。
特に、今年の中学3年生はコロナ禍とアベノヤスミによって、小学校の卒業式を体験できず、同級生と最後に一緒に何かをするという機会を奪われました。今年は何事もなければ卒業式も行われるでしょうから、同級生とわちゃわちゃしたければ、おもいっきりわちゃわちゃして卒業式を迎えてください。
ただし、緊張から解放されたばかりですので、怪我などの事故を起こしやすいです。ですから、そのことを自覚して、羽目を外しすぎないように注意してください。
③学習
第3にやるべきことは、学習です(英語・数学)。
受験が終わってすぐに、また学習するのか、と思われるかもしれません。
しかし、学習量をゼロにした、いわばエンジンを停止した状態を長く続けると、エンジンを再始動するのに大変な労力を要してしまいます。
ですから、疲労を蓄積させない程度の学習は続けた方が良いでしょう。
その際にやるべきことは次の通りです。
a. 中学校時代の成績が芳しくなかった教科
中学校時代の成績が芳しくなかった教科では、中学校1年生からの教科書を振り返ってみることをお薦めします。
特に、数学や英語の教科書を1年生のころから振り返ると、自分ができるようになった部分を確認できるので自信にもつながりますし、反対にどこから理解できなくなったのかも明確になるので、学び直すべきところが簡単に見つかります。
ナンバースクールを除けば、高校一年生の前半の学習内容は中学校時代の学習+αになっています。ですので、中学校の学習を復讐することは、高校の授業内容を予習することにもなります。
多くの高校からは、中学校の復習の課題が出されます。苦手教科ならば、その課題だけでなく、上記のように教科書の振り返りをすることをお薦めします。
b. 中学校時代の成績が良好だった教科
中学校時代の成績が80点を超えていた教科ならば、振り返りをするよりも、高校の予習をする方が良いでしょう。なぜなら上記したように、高校一年生の前半の学習内容は中学校時代の学習+αになっているからです。
ただし、ナンバースクールの場合には、高校から春休み中に予習を課題として出されます。それをきちんとこなしてください。それ以上の学習をすると、高校入学前にエネルギーを使い果たしてしまいますので、高校から出された課題だけをこなしてください。
入試から合格発表までは、10日くらいの時間があります。高校から春休み中の課題が出されるのはさらに合格発表の後です。その期間において学習量をゼロにしてしまうと、中々学習をする気にはなれません。ですので、それまでの10分の1でよいので、少しくらいは学習をするようにしておきましょう。

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