ゲーム/スマホ依存症について(修正再掲)
- 家庭教師のMIC
- 2023年9月1日
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以前、ある答申書を読んでいて、子どもがゲームをやりたがるのを、むやみに止めてはいけない時もある、と知りました。状況によっては、子どもがゲームやスマホに向かっているのは、他に居場所が無くなり、そこが最後の砦である場合もあるということです。
ゲーム・スマホ依存症かどうかは、日常生活に支障が出るほどゲームやスマホに向かっているか、が基準になると思います。
忘れてはならないのは、ゲーム・スマホ依存症も、他の依存症と同様に、当事者の精神衛生上の何かの問題の結果生じているサインの可能性も高いということです。
特に、現在のゲームはネット上で他の人たちと繋がることができます。そのため、ゲーム自体というよりも、他の人たちと繋がることを求めてゲームに没頭する場合があるようです。
その場合には、何らかの理由で他に居場所がないので、ネット上に居場所を求めていることが考えられます。 「ゲーム・スマホ」→「学習ができない」 のではなく、 「学習ができる環境にない」→「ゲーム・スマホ」 の可能性「も」高いのです。 つまり、学習をすることで居場所を感じらるなら、ゲームやスマホに没頭せずに学習をするはずなわけです。 そこが家庭教師に問われる力量で、出来る範囲で環境を整える努力をすることが肝要です。が、これが難しいのですよね… ただし、他の依存症もそうであるように、依存物質そのもの自体も当然依存の原因になります(薬物、アルコール、ニコチン等々)。 テレビ(番組による)、ゲーム、スマホなどを長時間利用していると、これらは人間が反応しやすい短期的反応を刺激するので、常に刺激を求めて落ち着きを無くすようになる、という研究結果もあるそうです。 たまに、今の生徒たちに必要なのは、電波の届かない田舎のお寺に行って、1週間くらいお勉強もせずに生活してくることではないか、と思ってしまうことがあります。いや、生徒たちだけでなく、私を含めた大人たちもなのかもしれませんが。

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