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東北学院大学進学者必見 ETV特集『義男さんと憲法誕生』

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 2020年5月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年5月16日

5月2日の夜に、EテレでETV特集『義男さんと憲法誕生』が放映されました。


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「義男さん」とは、日本国憲法の制定に尽力したことで、近年再評価されている、鈴木義男のことです。



実はこの鈴木義男さんは、東北学院高等学校出身で、晩年には東北学院大学の院長も務めました。そのようなわけで、東北学院大学では、近年鈴木義男に関するシンポジウムが多数開かれてきました。



☆再放送は5月6日(水)24:00~25:00です。

NHKオンデマンドでも配信がされています。



あえてここでこの番組と鈴木義男を取り上げるのは、大学というところは「学び取る」場所だからです。



高校までは、「教わる」内容は文科省が決めたことの枠を大きく超えることはありません。しかし、大学の講義は文科省の指示にによってではなく、各大学の各教員が個々に決めています。それは、大学生には十分に判断能力が備わり、自ら学ぶ能力が備わっていることが前提にされているからです。



つまり、大学生には、教員の講義内容を鵜呑みにするのではなく、講義を聞いて自ら考え、自ら学ぶことが求められます。だから、大学は「教わる場所」ではなく、「学び取る場所」です。



ですので、どの大学に進学するかを決める際には、取得可能資格、就職率や偏差値だけでなく、それ以上に、どんな人がどんな講義をやっており、どんな知的好奇心を受けることができるのか、を知っておくと、より充実した大学生活を送ることができるかと思います。



仙台では東北学院大に進学する学生さんも多いです。その際に、あらかじめ鈴木義男のような、日本国憲法制定に大きな役割を果たした人物が東北学院大学には関わっており、現在でも東北学院大学ではその研究が進んでいるということを知っていると、受験へのモチベーションも上がります。



ついつい大学を就活のステップとだけ見なしがちな現在ですが、就活だけに捉われていると、もっと学べる様々なことを見逃してしまいかねません。



これから間もなく、社会が大きく変化することは間違いありません。そうした時に、知識というものを、資格など「だけ」に目を奪われて考えていると、社会が変化する度に右往左往しなくてはならなくなります。 ですので、就職には無関係で往々に「無駄」と考えられるようなことであっても、幅広い視野と知識を持っていた方が、社会の変化には対応できるでしょう。普段はさほどの必要性を感じていなかったマスクが必需品になったように、「無駄」と考えられていたものが、次の時代には必要とされるかもしれませんから。


 
 
 

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