中学3年生の春休みの過ごし方
- 家庭教師のMIC
- 2022年3月4日
- 読了時間: 3分
今年も宮城県の高校入試も終わりました。中学校3年生にとっては、中学生時代はあと1か月弱で終わりです。
そこで今回は春休みの過ごし方について書こうと思います。。
①休息
まずやるべきことは、休むことです。
受験前まで、いつも以上に学習量を増やし、いつも以上に緊張して入試に臨んだのですから、心身への負担は非常に大きかったです。
ですから、一旦学習量を思いっきり減らして、休んで、心身をリフレッシュしましょう。
ただし、合格発表まで10日以上もありますので、合否が気になりもやもやした気分になって、ふさぎ込んでしまう生徒もいるかと思います。
そのような合否が気になってしまい、うまく休めない生徒は、入試の自己採点をしてみて下さい。そうすれば、うまくいっていようが、うまくいっていなかろうが、点数だけははっきりするので、気持ちの整理をしやすくなります。
合否が気にならない生徒は、自己採点をしようがしまいが、合否に影響はないので、自己採点をする必要はありません。そのまま思いっきり休んでください。
②遊ぶ
次にやるべきことは、遊ぶことです。
中学時代最後の春休みです。同級生と遊べるのも最後かもしれませんので、悔いの残らないように遊んでください。
ただし、緊張から解放されたばかりですので、怪我などの事故を起こしやすいです。ですから、そのことを自覚して、羽目を外しすぎないように注意してください。
③学習
第三にやるべきことは、学習です(英語・数学)。
受験が終わってすぐに、また学習するのか、と思われるかもしれません。
しかし、学習量をゼロにした、いわばエンジンを停止した状態を長く続けると、エンジンを再始動するのに大変な労力を要してしまいます。
ですから、疲労を蓄積させない程度の学習は続けた方が良いでしょう。
その際にやるべきことは次の通りです。
a. 中学校時代の成績が芳しくなかった教科
中学校時代の成績が良くなかった教科では、中学校1年生からの教科書を振り返ってみることをお薦めします。
特に、数学や英語の教科書を1年生のころから振り返ると、自分ができるようになった部分を確認できるので自信にもつながりますし、反対にどこから理解できなくなったのかも明確になるので、学びなおすべきところが簡単に見つかります。
ナンバースクールを除けば、高校一年生の前半の学習内容は中学校時代の学習+αになっています。ですので、高校の授業内容を予習することは、中学校の学習の復習にもなります。
多くの高校からは、中学校の復習の課題が出されます。苦手教科ならば、その課題だけでなく、上記のように教科書の振り返りをすることをお薦めします。
b. 中学校時代の成績が良好だった教科
中学校時代の成績が80点を超えていた教科ならば、振り返りをするよりも、高校の予習をする方が良いでしょう。なぜなら上記したように、高校一年生の前半の学習内容は中学校時代の学習+αになっているからです。
ただし、ナンバースクールの場合には、高校から春休み中に予習を課題として出されます。それをきちんとこなしてください。それ以上の学習をすると、高校入学前にエネルギーを使い果たしてしまいますので、高校から出された課題だけをこなしてください。
入試から合格発表までは、2週間近くの時間があります。高校から春休み中の課題が出されるのはさらに合格発表の後です。その期間において学習量をゼロにしてしまうと、中々学習をする気にはなれません。ですので、それまでの10分の1でよいので、少しくらいは学習をするようにしておきましょう。

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