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入試本番での緊張への対処法

  • 執筆者の写真: 家庭教師のMIC
    家庭教師のMIC
  • 2022年2月26日
  • 読了時間: 2分

宮城県では、いよいよ公立高校入試まで1週間を切りました。



入試で気になってしまうのは、本番の試験で緊張して失敗してしまうのではないか、ということです。緊張しない性格の人もいますが、多くの生徒は緊張してしまうでしょう。緊張しやすい性分の人に緊張するな、と言っても意味がありません。緊張は自分の意思とは無関係に起こる身体反応だからです。



ですので、緊張にどう対処するかを考えた方が良いでしょう。



人が緊張するのは、将来の予測がつかない事態に遭遇した時です。ですので、予測がある程度ついているとあまり不安には駆られず、緊張もあまりしません(最初からあきらめている場合も、「結果」が予測ができているので、緊張はしません)。



したがって、事前に多くの問題をこなしていると、様々な事態への対処法を身に着けているので、緊張しにくくなるでしょう。過去問を解く意味はここにあります。どのような順番で問題が出てくるのかを予測でき、さらに類似した問題を見て解けた体験があれば、緊張は緩和されます。



ですが、やはり本番の試験は期待するものが大きいだけに、不安も大きくなりがちます。ですので、「緊張してはいけない」と思うよりも、「緊張するものだ」と思って試験に臨み、緊張している中でも忘れていけない最低限のことを覚えておくべきです。



では、緊張する中で忘れていけないことは何でしょうか。



第一に、時間配分です。折角解ける問題があっても、時間が足りなくて手を付けられなければ、得点にはつながりません。公立高校の入試問題は、問題の構成にはさほど変化がありませんので、過去問を見ながらあらかじめ問題を解く順番や時間配分を決めておきましょう。



第二に、解ける問題を確実に解いていくことです。解けそうにない問題に時間を費やして、解ける問題を逃してしまわないようにしましょう。本番では、なるべく解答欄を埋めて点数を貪欲に取りに行くことも大切な一方で、解けそうにない問題を諦めることも肝心です。解ける問題を確実に解いて、あらかじめ設定してある時間でそこを見直しましょう。それでも時間がある場合に、難問に取り組みましょう。



第三に、読める字を書くことです。折角正答を導いても、読める字を書いていなければ、正答とは見なされません。これも、見直しの時間で確認しましょう。



繰り返しになりますが、本番の試験は「緊張してはいけない」と思って臨むのではなく、「緊張するものだ」と思って臨んで下さい。そして、緊張した状態で何を忘れてはいけないのか、を確認して受験に挑んで下さい。


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